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世界は静かに大転換期を迎えるのか

 世界はコロナ19以降、多くの暮らしのパターンが変わりつつある。
かつては、人が頻繁に集まったりする卒業式や食堂、忘年会や新年会、結婚式、レストランや喫茶店の文化が変わって来ている。こうなると、宗教界、経済界、政界にも変化の風が吹いている。この影響が結局は家庭では自然に夫婦の不和や父母と子供たちとの関係、兄弟たちの関係にも悪影響を及ぼしている。

新冷戦時代

 米大統領選挙で出た流行語に「MAGA(Make America Great Again の略語)」という言葉がある。同報告書は、米共和党研究委員(Republican Study Committee)から提出されたもので、多くのことを示唆している。同報告書によると、これ以上のG2(米中二極体制)はないという。最初は米中貿易戦争だったのが、今は自由主義と権威主義、民主主義と共産主義の対決になった。もはや中国と中共を区別して呼ぶことは、米大統領が誰になっても大きな変化はないだろう。そして残念な点は、韓国に対する言及が2018年9 月の韓米FTA交渉完了について言及した時に、たった一度しかなかったということだ。そしてインドの浮上だ。中国を牽制し、インド・太平洋時代のパートナーとしてインドを名指ししたのだ。
 この報告書を見て、韓国の未来はどうなるだろうか、韓国が日本や米国、そして周辺国と共に共生・共栄・共義の生活を主導していけるかどうか、考えて過ごしている。

我が大韓民国が新しい文化の主翼となれるのか

 韓鶴子総裁の指示により、韓国では6.25戦争70周年記念リトルエンジェルス参戦国報恩公演を準備した。そして、平和大使と全国の指導者たちに南北統一の法案討論会をさせた。その方針により日本でも、平和統一聯合と因縁のある在日同胞の有識者と、UPF 主管の中で討論会を行った。過去に、金大中大統領とバイデン副大統領がネクタイをプレゼント交換した話や、朴正煕大統領の経済成功に対することと在日同胞たちとの関係など、韓日関係について心配する意見が出た。そして、韓鶴子総裁の提案が真にこの時代の方向だと声を揃えた。

韓鶴子総裁の提言

 「国連の16カ国の参戦した国はもちろん、60カ国余りが韓国を支援しました。16カ国の追悼碑は設置されていますが、それらの国の大部分が、その戦死者の名簿がないと理解しています。私は手遅れになる前に、彼らの名前、一人ひとりを永遠に記録するようにしたいです。そして、他の追悼碑や記念碑が設置されていない場所には、継続して早期に建設することを約束します。そしてもう一つ。私は世界平和のためにすべての機構を創設しましたが、 最後に、世界平和芸術人連合を創設します」
(2020年11月22日、第3回神統一世界安着のための希望前進大会、朝鮮戦争70周年記念リトルエンジェルス参戦国家報恩公演の言葉より抜粋)

 これを聞いて、本当に一人ひとりの命を大切に思われていることを発見した。今後、大韓民国に自由を与えて下さった戦死された方々や、生存している方々の追悼碑が建てられていく事を思うと、喜びに堪えない。

未来の世界は日韓トンネルで

 韓鶴子総裁は、私たちに未来の夢を与え、共に実現するために尽力される方だ。このような観点から見ると、2016年11 月14日に日本の九州地方の唐津に来られ、植樹をしながら日韓トンネルを通して、完工することを祈られた足跡が、私たちをその日のために督励しているようだ。
 その時、ホルトの木とイチョウの木を植樹された。その際にも日韓トンネルが完成し、人類が1日圏内で生活ができることを希望された。
 そして、来日されたその日を記念するために、平和統一聯合の会員約30人は唐津を訪れた。その時、佐藤博文理事長を通して、今年の台風ではホルトの木が枯れてしまう危機を無事乗り超えたと聞いた。そして、私たちは唐津と対馬で在日同胞と共に日韓トンネルの完成を祈願した。
 世の中は変化しつつある。私たちも知らないうちに変わりつつあるこの時に、日韓トンネルによって、お互い授け受けし、為に生きる世界が来るのではないかという話を交わした。これこそが音もなく変わる世界に、天が与えた宿題ではないかと思う。

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