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韓国はどうしたの?


 

韓国はどうしたの?

金源植 平和統一聯合中央本部事務総長

最近、日本の知人たちから良く問われる言葉がある。「韓国はどうしたの?」という言葉だ。このような質問を受けるようになったのは、朴槿恵大統領の弾劾事件と文在寅大統領が「積弊清算」と叫びながら、祖国が右往左往している姿を見せているからである。

 

文在寅大統領の発言による影響

文大統領は光復節の祝辞において、大韓民国政府の樹立を1919 年4 月の臨時政府時代にまで遡った。このことは、総選挙 ― 国会構成 ― 憲法制定― 政府樹立の過程を通して民主主義として成された1948 年の政府樹立に対して傷跡を付けるものだ。また北朝鮮政権に対しては、賛反投票なしに上から決定したものを組織的に拡大し、国際的には公認を得られなかったことに対する言及がなかった。
また、文大統領がUN 総会の演説で「私は戦争中に避難地で生まれました。内戦でもあり、国際戦でもあったその戦争は、数多くの人たちの生活を破壊しました…」と韓国動乱について説明し、内戦なのか、代理戦争なのかという論争を引き起こした。

韓国動乱の背景

スターリンは、1949 年3 月にモスクワを訪ねて来た金日成に南侵を許可。ゲリラを派遣し、「内戦に偽装せよ」という助言を与えた。金日成はその年に1300 名の武装ゲリラたちを南に派遣した。
<南侵以後、3 日間(72 時間)李承晩大統領の行跡>によれば、李承晩大統領は、南侵の報告を受け2 時間も経たない後に、政府を代表する駐韓アメリカ大使に本国からの支援を要請した。そして、武器と弾薬と小銃の支援を要求しながら、国内の全ての男女は、子供に至るまで、棒切れと石を持ってでも、出て行って闘うという意思表明をした。実際、女軍、学童義勇軍、大韓青年団、青年防衛隊、少年兵、遊撃隊、労務者など、全国民が北朝鮮共産主義と闘ったということを忘却してはいけないということだ。その当時、李承晩が戦争の背後の人物に対して、金日成にはほとんど言及せず、スターリンを主に攻撃した。それは「金日成がスターリンの操り人形である」という認識を持っていたからだ。

 

左翼偏向教育の現況

大統領が述べた「内戦が拡大して国際戦に」という視点は、朴槿恵大統領が改革しようとしていた左翼偏向の高等学校韓国史教科書にも「UN 軍の参戦で国際戦に拡大した」と記述されている。386 運動権時代、即ち、階級史観や何らかの思想に偏重している人たちによって書かれている教科書を改訂しようとしたが朴槿恵大統領時代に衝突があった。

 

為政者の狙いと民衆の誤った選択

ヒットラーが政権をにぎると、民主共和政治の破壊と戦争ということを数多くの講演会で話をしたが、ヒンデンブルク側近の少数の既得権勢力の誤った選択が、結局は戦争を起こしたように、国民たちの中にも、厳然と存在する「従北主体思想派」がいるのだが、その本質を逃している。
例をあげれば、北朝鮮の核問題は一般的には94年からだと思われているが、その見方は戦争が終わった1954 年からであったのが事実である。北朝鮮は人民軍を再編し、<核武器防衛部門>を設置し、「遠からず、核を保有することができる」(1965 年10 月金日成)「我らも、原子爆弾を生産するようになった。アメリカが原子爆弾を使用すれば、我々も使用することができる」(1967 年金日成)「信じられるのは、核しかない」(1994 年韓中修交時 金正日)と言った。彼らは、金日成の言葉を基準として私たちに対してきた。即ち、「南朝鮮を開放し、祖国を統一するまでは、私たちに、平和などありえないという事実を、一瞬でも忘れてはいけない」(1972 年7・4 共同宣言前後 金日成の言及)という内容が、今まで継続されて来たということを忘れ
てはいけない。
また文大統領は、小さい政府(連邦制)を推進し、北朝鮮が推奨する高麗連邦制に迎合する可能性を秘めており、一気に共産化する恐れがある。

真の教育環境が必要

今、私たちのやるべきことは何だろうか? 2018 年6 月13 日の地方選挙が重要である。保守勢力が支離滅裂な状況の中で、少なくとも教育監17 席の中で自由大韓の市民が多く当選しなければならない。北朝鮮が核問題によって崩壊した場合、統一以後に平和大使たちが奉仕活動を行いながら、北朝鮮再建を協力する準備が必要だ。
そのためには、韓国の教育が正されなければならない。「韓国はどうしたの?」という質問の中には、韓国のアイデンティティを取り戻し、正しい教育によって、北東アジアの平和に寄与してくれることを願っている心が内在していると思う。私たちの友好国であるアメリカと日本が一つになり、中国とロシア、そして、北朝鮮を開放するための真の教育環境を作ることが、この時代の責任を果たすべきことではないだろうか?


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