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美人談義 あれこれ

良く「綺麗な人…」と振り返るような顔立ちやスタイルで判断しやすいが、はたして本当の美人とは如何なる養素を供えているだろう?

ランキングカテゴリーで佳人、麗人、美人、並上、並、並下、撫子、夕日に鬼瓦と形容詞はあるが、それだけで判断するのは軽々だろう。

何故なら人により評価・価値は違うからである。ある人は並以上で満足する人も居れば、顔にこだわらず心根の優しい人に価値をおく人もまた確かにいるのである。

顔立ちはいかにもモデルか女優さんかと見紛う程の美型でも、時と場所で千変万化する人も少なく無いのも事実。と言えば、その人と暮らした時に幸せと言えるかは定理が無きに等しい。

病妻に勝る悪妻無しなどと、昔は不幸の要素に病気が入ると幸せからは遠ざかるばかり、ここで僭越ながら私の個人的見解から述べてみたい。

顔立ちは火傷の跡が甚だしい人がいるとする。その人は独身なら結婚にすかなからず障害になるであろう。しかし、その人は話す言葉づかいと人に尽くす誠実な方ならどうだろう?

この人に子供が出来たら、こよなく愛しするのは想像に難くない。ならば長い目で見ると美人とか撫子とかにこだわらず心根の良い人に会うのが幸せに近いと思う。いかがだろうか?

選択肢と言えばそれまでかも知れないが、だからこそ一度の人生に良心がこの人だと言い切る時に幸せが訪ねて来ると思えるのである。是非一度の人生を謳歌して出会った人に最善の選択肢される事を心から祈りたい。幸せあれ。

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