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統一の春が来たのに…


統一の春が来たのに…

金源植 平和統一聯合中央本部事務総長

 

我が民族は統一を夢見てきた。小学校に通っていた時から、志ある集まりがあれば「私たちの願いは統一」という歌を歌ってきたのだが今年で70年となる。このような願いが、南北統一共同声明と6・15宣言、10・4宣言、そして板門店宣言(南北首相会談4月27日)へと連結されたとみる。
この会談がなされるまでには、一つの政権の力だけで出来るものではなく、掛け橋のように指導者たちの力量が連結され、ノウハウが蓄積されることで板門店会談が開かれたと考える。

 

平昌オリンピック以後の動向

ある同胞の社長と話をした。その時、「平昌オリンピックが開かれるなら『南北単一チームと頂上会談の道』が開かれるかもしれない」とその方に説明した。オリンピックが始まった後に、再びその方と会ったのだが、その時に、「どうしてこのような事が起こると分かったのか」と質問してきた。
それで、「文鮮明総裁が60年代からその場所(オリンピック会場付近)で狩りをし、2003年3月龍平リゾートを購入された。そして、オリンピック誘致のために2010年と2014年には精誠と支援運動をされた。このような努力の結果、オリンピックが開かれ、世界VIP会談が開かれるまでに50年の精誠がかかった。文総裁は平昌オリンピックを通して南北統一のための急激な変化が起こることを事前に知られ、準備されて来たのを見ると、南北統一の解決の糸口がこのオリンピックを通して来るだろうという確信を持った」と説明して差し上げた。

 

平和条約のことを調べてみると

今回の板門店宣言を聞きながら、歴史上世界に多くの条約が守られて来なかったことを思い出したのはなぜだろうか? このような疑念を持たず、純粋に私たちが待ち望んできた統一を準備することは出来ないものかと何度も考えて見る。
文総裁も私たちに頭翼思想を教えられながら「南北総選挙を準備せよ」と語られた。韓半島の非核化を中心として、どうすることも出来ない状況が生じるために、戦争を避けることが出来て、しかも民族のアイデンティティーと正当性を立てることは、結局は総選挙の方に流れて行くであろうという予感がでてくる。

 

大韓民国の統一は天が決定

中国で最近このような話がある。「アメリカは叩きたいように叩く国、英国はアメリカが叩いた国を追い回して叩く国であり、日本は叩きたい国をアメリカに言いつけ、韓国は叩かれたら合同訓練をし、北朝鮮は叩かれたら韓国を攻撃し、フランスは叩かれたら必ず叩き返し、イスラエルは自国を叩こうとする国を先に叩き、ロシアは自国の悪口をいう国を叩き、中国は叩かれたら悪口だけ言う国」だと言う。
中国の若者たちは「今、一番格好良い国はアメリカだ」と言う。「自分の理想を見つけて実現するアメリカが格好良い国だ」という。そして、自国である中国を「一番悪い国だ」と彼らが評価するのは、叩かれたら鬱憤晴らしに悪口だけを言うことを挙げた。
我が国も叩かれた憂さを、いつまで軍事合同訓練で晴らそうとするだけなのかを反省してみなくてはならない。しかし、大韓民国の統一は天が決定しなくてはならない。人間の欲望はいつでも約束を破棄しながらその責任を相手に転嫁する。過去3回に約束が破られたため、統一は合意にあるのではなく、本心に戻りお互いに信じ信頼がある時に生じるのである。
金正恩委員長が「新しい歴史は今から平和の時代、歴史の出発点から」と芳名録に書き、植樹をした場所は、かつて鄭周永現代会長が牛の群れを引き連れて行った所だという。そして植樹をするために漢江と大同江の水、漢拏山の土と白頭山の土、そして北側では「平和と繁栄を植える」と書かれた碑文の石と、南側では植樹する1953年に芽を出した松の木を準備した。二人の首脳が木を植えたという事は、天と地、そして、日本にいる在日同胞にも、共に生きていく統一のメッセージを与えたと信じる。
統一の時が来たのだから過去のような失敗をせず、天の守りと導きを受け、我が民族が、もう二度と分断のない統一となるよう、共に生きていけるよう両手を合わせて念願する。

 


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