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果たして韓半島に統一は来るのか

 

果たして韓半島に統一は来るのか

金源植 平和統一聯合中央本部事務総長

去る11月11日、韓鶴子総裁が「2017韓半島平和統一世界大会」を、ソウル上岩(サンアム)ワールドカップ競技場において8万名大会を勝利的に開催された。今年を振り返ってみると、韓総裁は、5月に東京と10月に神奈川、11月には名古屋と大阪で、それぞれ1万名大会を成されながら、大韓民国・アメリカ合衆国・日本が摂理的に重要な国であることを、強調された大会であったと考えられる。

国際情勢は、一帯一路を主張する中華人民共和国と、インド・太平洋ラインを主張するアメリカを中心とした緊張関係と紛争地域がある。このような流れの中で、北朝鮮主義人民共和国は核実験とミサイル発射で、国連制裁とセカンダリー・ボイコットとテロ指定国となった。自然と韓国では、南北問題と革新と保守陣営の闘いが、積弊清算から左派と右派の闘いへと、国のアイデンティティと未来において産みの苦しみを味わっている。

トランプ大統領が11月3~14日まで日本、韓国、中国、ベトナム、フィリピンの5か国を訪問したことについて多くの有識者が分析をしている。特に韓国訪問は、北の核を防止する国際協力とインド・太平洋が自由に開かれる地域となるよう、韓国へ協力を求めるものとアメリカの利益を追求するためのツアーだった。アメリカはこの度の訪問を通じて、日本とベトナム、そしてインドを束ねさえすれば、中国に対して、対応戦略もできるが、逆に大韓民国は、コリアバッシングに遭わないだろうかと心配の種が尽きない。

このような渦中において、去る13日、板門店合同警備区域(JSA)を通って北朝鮮軍人が帰順しようとして重症を負い、大手術を受けた。手術をする過程で体から発見された寄生虫や結核、B型肝炎をみると、北朝鮮の実情を間接的に知ることができた。意識が回復した帰順兵士は、「ここが、南側で間違いありませんか?」と尋ね、「南韓の歌を聞きたい」と言ったそうだ。
イ・グッチョン教授によれば、「1万2000㏄輸血した。南韓同胞の血液で生き返ったのだ」と言い、「この瞬間、あなたに輸血された血は、南韓の人たちの貴重な献血で集められたものだ」と言うと、「ありがとうございました」と答えたとのこと。

このようなことが、一度に押し寄せてきたのを見ると統一の運勢が来ているように思う。韓総裁の「2017韓半島平和統一世界大会」の前後に起こったことを考えて見れば…。

韓総裁の指導により、「希望の大韓民国、平和の灯とならせてください」と祈祷を捧げた宗教指導者たちの念願が、北朝鮮の地に伝わることを願う。そして、アメリカを中心とする6者会談が再び開催され、お互いの価値追求が違っていても、平和統一の道が開かれることを希望する。統一は季節と同じで、変わるその時点はわからないが、必ず来るのと同じように、統一祖国は来るのだから、「果たして韓国に統一がくるのか」と自問自答しながらその日を準備しなければならない。

 

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