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【広島】原爆の痛みから核の無い世界を訴える ひろしまサランバンカフェ


 在日同胞の人生を伺うサランバンカフェ(主催:平和統一聯合広島県本部)が6月6日広島市内で行われ、会員、関係者ら15人が参加した。今回は広島平和記念資料館で被爆体験の証言をされる92才の李鍾根先生を迎え、当時の生々しい話や日本人から助けられたエピソード、そして残りの人生で平和のために生きていこうとされる話などを伺った。

サランバンカフェ


 李先生は、当時、列車機関士を目指すため日本の鉄道会社に就職し、広島駅近くの車両基地で研修を受けていた。朝の通勤のため路面電車に乗っている時、原爆の爆心から1.2km離れた広島駅近くで被爆。

広島爆心地

 

かつての恐ろしい事を思い出したくなかったこともあり、「被爆者」と告白せず隠れるように生きてこられたが、7年前から学校や平和公園をはじめとして、核の恐ろしさを伝えるようになった。在日コリアンとして差別を受けた時期もあったが、今では103日間をかけた世界一周旅行も行い、平和のために活動し、様々な国に友達がいるという。

韓昱洙名誉会長

 参加された韓昱洙名誉会長は、「同じ被爆者として、その時の痛みや状況がよくわかります」とし、お互いに慰労しながら「歴史の貴重な内容を聞くことができた」と感想を述べた。


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