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東東京・江戸川支部で韓半島平和的統一前進大会を開催

エチオピア支援と韓半島平和統一――江戸川支部で刻んだ〝連帯〟の一日

 東東京・江戸川支部の趙鎭燮常任顧問の招請により、「韓半島平和的統一前進大会」が11月9日、葛飾区内の会場で開催された。会場参加にオンライン視聴を加え、11月19 日までに延べ276人が参加し、韓半島(朝鮮半島)の平和的統一を願う祈りと決意を共有する場となった。
 そもそも大会開催の構想は、かなり早い段階から温められていた。趙常任顧問は、より多くの人に平和統一運動の現在地を知ってもらいたいと願い、姜京姫中央本部会長に打診していた。しかし当初予定していた10月中の開催は諸事情により延期となり、まずは足元から土台を築こうと、10月12日の同会場で行われたチャリティーバザーでの協力からスタートしたのである。
 このバザーは、趙常任顧問の指導のもと定期的に行われており、この日で第9回目を迎えた。チャリティーの目的は、朝鮮戦争で国連軍として参戦したエチオピアを支援することにあり、売り上げは全額、孤児や貧困家庭を支えるアベベチ・ゴベナ慈善団体に寄付している。当日は朝から夕方まで、中央本部の阿部恒事務局長と第1連合会の朴星勇事務局長、金徑淑副事務局長がキッチンに立ち、黄色いエプロン姿で額に汗をにじませながら、趙常任顧問の指導を受けつつ、キムチチヂミとネギチヂミをひたすら焼き続けた。

バザーでは洋服や焼きそば、エチオピアコーヒーの販売、またミニゲームやマッサージなども行われ、街頭から案内されて立ち寄った近隣住民もいた。その結果、多くの来場者に平和統一聯合を知ってもらう良い機会となった。
 そして、満を持して迎えた大会当日、冒頭の歓迎の辞で趙常任顧問は、「今日は姜京姫中央本部会長が就任して、ちょうど2年を迎える節目の日です」と紹介したうえで、平和統一聯合が文鮮明・韓鶴子総裁により、在日同胞と海外同胞、日本民族を連携させて韓半島の統一と世界平和を実現するため、2004年7月4日に創設されたことを丁寧に説明した。続いて花束贈呈が行われ、温かな拍手の中で姜会長が登壇し、「私から始まる平和統一」と題して基調講演を行った。自身の歩みと協力してくださる在日同胞の紹介、そして一人一人が生活の現場から平和統一に寄与できる具体的な実践を語るその内容に、参加者は熱心に耳を傾けた。
 講演後には会員の石井武司氏が登壇し、感想を述べるとともに、まだ入会していない参加者に対し、ともに歩む仲間として加わってほしいと率直に呼びかけた。最後は、運動の全国的な広がりと朝鮮半島の平和的統一の実現を願う億万歳三唱で、大会は盛況のうちに幕を閉じた。

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