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在日と韓日・日韓国際結婚家庭の子女たち

福チュモニ

福ちゃんの福チュモニ(2016.10.1)

「在日と韓日・日韓国際結婚家庭の子女たち」

韓日・日韓家庭の子女たちは、ある意味で在日の立場ではないかと常々思っていた。

我が家の場合も韓国人の父親と日本人の母親を持つ子女であるが、韓国で生まれ育ち4歳の時、日本に来たので在日の1.5世の立場と言っても良いのではないかと思う。そして現在の在日二~四世(日本で出生)の場合も韓国人であっても日本で生れて生活しているので、普段生活の中でハングルは必要が無いので日本語しか使わない。また、どちらの国に足場を持つかによっても教育環境が違い、そのアイデンティティも考え方も違ってくる。

息子は小学校に入ってもしばらくは言葉が通じず、誤解され、差別されたり、いじめられたりした。今こうして在日の方々とのかかわりを持つようになってからは、息子のそんな辛い境遇と体験を通して僅かではあるが、在日の方々もそんな心情を持っていたのではないかという、疑似体験させて貰ったと感謝している。最近ではハーフと呼んでいた国際結婚の二世も、今はダブルと呼ばれるようの両国の橋渡しの役割を成す重要な存在だと思う。

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