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中国人・南北朝鮮人殉難者合同慰霊祭 レポート


 熊本県荒尾市の小岱山にある正法寺において、4月12日「中国人・南北朝鮮人殉難者合同慰霊祭」が行われた。この慰霊祭は、今年で37回目となる。式典には韓国・ソウルに大きなお寺を持つ、白蓮寺の李雪山師ご一行も参加された。慰霊祭後、荒尾市内の赤星住職の自坊の金剛寺で宴会が催された。参加者は50名ほど。平和統一聯合から会員約10名が参加した。
 慰霊祭は、主催の真言宗法雲山金剛寺の赤星善弘住職(真言宗泉涌寺派小岱山正法寺住職)の読経から始まり、赤星善弘住職を始め6名の導師による読経の中、供養塔の前で参加者全員が焼香。
 来賓の荒尾市 前畑淳治市長をはじめ、白蓮寺の李雪山師、熊本県議会議員重村栄氏、民団熊本県本部団長・朝鮮総聯・熊本県本部委員長・熊本華僑総会 会長を含めて10名の方が次々に挨拶を述べられた。


挨拶についての内容は以下のとおり
 「正法寺に来られた皆様を歓迎いたします。今年で慰霊祭が37回目を迎えますが、私が慰霊塔を建てようとして托鉢した期間を含めて数えたら丁度 40年になります。その時は韓国とは国交が始まったばかりで、中国とは国交が結ばれていない時で、人から迫害されたことが今も忘れられません。わたしが托鉢を始まった理由は日本が近隣諸国に犯した罪を謝罪するための条件を立てるためでした。日本は戦争の加害者として惨がいしないといけないからです。3年が過ぎて、募金額が集まった時、青年の気迫を持って県庁に知事に会いに行ったとき、面談を許諾してくださり除幕式にまで参加してくださった沢田知事とは今も交流しています。今年でこの慰霊祭が第37回目ですが、この意義を周りに伝えてくださるように願います。」 (赤星住職の挨拶)
 「この慰霊塔はさる37年間故郷の地を踏むことが出来ず、他国で命を犠牲になられた方々のために毎日捧げる祭事と慰霊祭を通して韓国の国民たちに大きな感動を与えてくださり、韓日民間親善交流の架け橋になっています。韓日両国は昔から近くて遠い国と言われましたが、今後近くて近い国にならないといけません。そのために政府次元のみならず、民間の協力も大変重要で国民の理解を一層深めていけるように努力しましょう。」(白蓮寺の李雪山師 격려사)


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