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【岡山県】岡山県本部結成6周年記念大会開催

 去る9月24日(土)、テクノサポート岡山・大ホール(岡山市北区)で、100名を超える会員・賛同者を集め、平和統一聯合岡山県本部結成6周年記念大会が行われた。
 李玉姫会長の開会の挨拶の後、来賓を代表して河本勉岡山県議会議長、小田圭一県議による祝辞が述べられ、そして祝電の紹介に続き、鄭時東平和統一聯合中央本部会長による「白頭山ツアー報告と南北統一への課題」と題しての記念講演が行われた。
鄭時東平和統一聯合中央本部会長
 鄭会長は、7月4日を前後して行われたツアーの写真を紹介した後、現在の情報として、最近まで停滞している南北関係において交流に向けた一連の動きがあることを指摘。続いて、東アジアの2000年の歴史の流れを追いながら、文化や技術のお互いに与えたり与えられたりする歴史があることを紹介。
熱心に耳を傾ける参加者
<熱心に耳を傾ける参加者>
次に、本題の南北統一への課題として、東西ドイツ統一時の東西の人口比、経済力比と比較して、それをはるかに上回る南北間の格差があることを示しながら、北の金正日総書記がロシアからの天然ガスのパイプラインを韓国に通すことを認めるようになった状況の中で、単に南北統一の問題を越えて、日韓トンネル、国際平和高速道路建設の完成などを通じ、共に、食糧問題、資源問題、環境問題などを世界的に取り組んでいかなければいけないことを強調。さらに、さまざまな例を挙げ、来賓を始めとする参加者に質問を投げかけながら、“北も南も、日本も我が祖国”の気持ちで、そして、“ために生きる”精神で、特に日韓は強く結ばれたイクウォールパートナーとして、環太平洋を中心としたこれからの時代を切り開いていきましょうと訴え、盛大な拍手の中で講演を締めくくった。
 講演後は、1年間の活動報告と新年度の活動方針(案)が承認され、休憩を挟んでエンターテイメントが行われた。
 先ず最初に、韓日・日韓の国際結婚家庭の婦人達を中心に結成された舞踊団・チンダルレが“大長今(テジャングム)”を舞い、続いて韓国の演歌歌手・韓圭喆さんがデビュー後すぐのヒット曲“ミリャンモスムアリラン”や“釜山港に帰れ”“恨五百年”などをメロディーで熱唱。
舞踊団・チンダルレ
<舞踊団・チンダルレ>
韓国の演歌歌手・韓圭喆さん
<韓国の演歌歌手・韓圭喆さん>
 その後、コーラスグループ・ピースフルの“愛は(サラン)”と“アメイジング・グレイス”の歌、チンダルレの“扇の舞”の踊り、続いて、もう一度登場した韓圭喆さんが、韓国の民謡を歌って会場を盛り上げる中、参加者が次々と立ち上がって会場を巡りながら踊り、一緒に民謡を楽しんだ。
コーラスグループ・ピースフル
<コーラスグループ・ピースフル>
 最後に、高揚した雰囲気の中で万歳三唱が行われ、盛会のうちに記念大会を閉会した。

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