記事一覧

書評 日本から「北」に帰った人の物語


1959年日本から北朝鮮に帰国する事業が行われた。この間「北」へ帰った人は9万3千人名あまり、著者もその一人である。しかも拉致被害者は別として正式に帰ってくる人の無い中で、脱北という手段を通して日本に帰り、朝総連系在日の人から伝え聞く以外余り知られていない帰国者の北での惨状を知ることの出来る貴重な読み物である。小説形式を取ってはいるが、リアルに書かれている内容は紛れもない事実であろう。今まで韓国に脱北して来た人達が書いた同様の本も映画もいくつも見てきたが、かつては共に日本で勉学した友人が、もしその主人公だったらと思うとまた違う思いをもつだろう。日朝国交の進展が気になるこの時に、地上の楽園と信じて渡った歴史の生き証人達の声に耳を傾けてみるのも必要だと思う。是非一読してほしい一冊である。


関連記事

ピックアップ記事

  1. デュオリサイタルに参加して

    2018.6.18

    一枚の絵画を鑑賞しているようなクラシックコンサートを鑑賞

    禹藝珠、朴知利によるデュオ・リサイタルに参加、横浜博物館6月17日、禹藝珠(ウ・イエジュ)、...
  2. 第97回超宗教フォーラム

    2018.5.18

    【本部】第97回超宗教フォーラム参加、自然を守る超宗教

    5月17日、「平和構築に対する宗教者の責任III」というテーマで「第97回超宗教...
  3. 世界日報の記者との勉強会

    2018.5.17

    【北関東】世界日報記者との勉強会「LGBTが問うもの。宗教と科学の狭間で考える」

    5月13日、平和統一聯合北関東エリア(茨木、群馬、埼玉、栃木)で活動する担当者の...
  4. アジアリーダース授賞式

    2018.5.15

    アジア共同体に貢献「第4回 Asia Leaders Award」協力

    政治、経済、社会、文化等でアジア共同体形成・平和活動に貢献した個人・団体を表彰す...
  5. 九州での啓蒙活動

    2018.5.14

    【九州】平和統一とピースロード啓蒙、林会長「今年は韓国へも行こう!」

    南北首脳会談を受けて、韓半島(朝鮮半島)融和ムード、統一ムードが高まっているなかで、これまで応援して...

田月山(チョン・ウォルソン)プロデュースコンサート

南北コリアの名曲とオペラアリアの夕べ「祈りの歌」

曲名(予定):
  • アリランメドレー 故郷の春
  • イムジン河 先駆者
  • カゴパ 朝露
  • 去り行く船 我らの願いは統一
  • なつかしい金剛山 山河を越えて
  • オペラ「椿姫」 トゥーランドット
  • カルメン ルサルカ
チケットあります。限定20
公演日:2018年7月26日
18:40開場 19:00開演

会場:角筈区民ホール
(新宿区西新宿4-33-7)
前売り 4000円
お問合せはこちら