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書評 日本から「北」に帰った人の物語

1959年日本から北朝鮮に帰国する事業が行われた。この間「北」へ帰った人は9万3千人名あまり、著者もその一人である。しかも拉致被害者は別として正式に帰ってくる人の無い中で、脱北という手段を通して日本に帰り、朝総連系在日の人から伝え聞く以外余り知られていない帰国者の北での惨状を知ることの出来る貴重な読み物である。小説形式を取ってはいるが、リアルに書かれている内容は紛れもない事実であろう。今まで韓国に脱北して来た人達が書いた同様の本も映画もいくつも見てきたが、かつては共に日本で勉学した友人が、もしその主人公だったらと思うとまた違う思いをもつだろう。日朝国交の進展が気になるこの時に、地上の楽園と信じて渡った歴史の生き証人達の声に耳を傾けてみるのも必要だと思う。是非一読してほしい一冊である。

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