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2010年04月 アーカイブ

2010年04月26日

日韓歴史勉強会

 南埼玉では2010年4月11日、会員向けに「日韓歴史勉強会」を開催した。参加者は28人。
日韓歴史勉強会

金本会長による挨拶、討議資料の記録映像上映、講義が行われた。参加者からは、「衝撃的な映像だった。ぜひ次も見たい。」との感想が寄せられた。
また、講師の話す内容で、当時の本国や日本が在日に対してどのような扱ってきたかを学ぶことができ、質疑応答の時間には詳細な内容が質問された。
 勉強会の担当者は、「このような勉強会は自らが行わなければ、誰も行なわない。今後、活動を活発にしていきます。」と決意を新たにした。

第15回FPU愛知・三重 平和大使懇談会

 名古屋市内の会場で3月26日、「日韓トンネルと南北統一」をテーマに第15回FPU平和大使懇談会が開催され在日コリアの指導者や学者、文化人ら60人が参加した。

日韓トンネルと南北統一


 はじめに主催者を代表して、金 渙平和統一聯合愛知県本部会長は「日韓トンネルが実現すれば韓日関係が近くなり、南北統一の推進に貢献するばかりか、中国、ロシアにも通じ大いに北東アジアの親善に寄与するであろう」と述べた。

 続いて、最近の日韓トンネルに関わるテレビ報道などのVTRが上映された後、山岡建雄一般財団法人「国際ハイウェイ財団」理事長による講演が行われた。
 
講演の中で山岡理事長は「文鮮明総裁が1981年11月の第10回科学の統一に関する国際会議(ソウル)で提唱された国際ハイウェイ構想から事業を始めた30年前は政治、経済、技術の面から“夢の構想”としてなかなか支持されなかった」。また、「韓国側からは、日本がトンネルを掘って再び大陸進出をしてくる気か」と歴史上のわだかまりの壁があったと過去の事業活動を振返った。しかしその後、韓国の盧泰愚、金大中、盧武鉉等歴代の大統領は、日本での国会演説や首脳会談等でたびたび日韓トンネルに言及した。「日韓両国で年間450万人を超える往来がある。空と海だけではなく陸続きの交通機関は近い将来必要になるだろう。建設費が膨大であるので、上下分離方式(インフラの建設と運行・運営の分離)によるプロジェクト推進が検討される必要がある。環太平洋時代を迎えている今日、中国、ロシア、アジア圏への展望を踏まえ、日韓両国は協力して政府レベルでの合意を進展させるべき」と訴えた。

また、「文総裁は(トンネルに経済効果があるかという経済的観点からではなく)『いかに世界の平和に国際ハイウェイが必要か』という観点でとらえておられる」とその提唱のビジョンについて解説し、「日韓には複雑なわだかまりや対立要素があり、文総裁の平和理念の介在が必要」と語った。そして、これまで民間としては膨大な資金を投入し、海上からの船による海底地質の音波探索や、対馬西水道の海底ボーリング、東松浦半島、壱岐、対馬など陸上部の地質ボーリング調査、唐津での調査斜坑の掘削、予想ルート検討等、トンネル工事に必要な資料の蓄積を図ってきたことなどが報告された。

 最後に南北統一に対して、「日本が陸路で中国とも繋がれば南北間を通過するだけで経済の恩恵がもたらされる。トンネルは南北統一推進への有利な環境となるのでは」と語った。

 参加者からは「こんなに具体的に調査をしていたとは知らなかった」「青函トンネルや英仏間のユーロトンネルなど経済事情の比較が聞けて面白かった」「ユーロトンネルの列車に車を積む移動方法などの安全策は、かなり現実的だと思った」などの感想が寄せられた。

日韓トンネル調査斜坑の見学

 2010年4月15日、第12連合会は佐賀県唐津市鎮西村の日韓トンネル調査斜坑の見学をした。

日韓トンネル調査斜坑の見学

日韓トンネルに関心を寄せる高齢の日本人2人を案内した。高齢のせいもあって、今まで簡単に見学に行くことができない状況であったが、必ず一度を行ってみたいと述べていたそうだ。

 あいにくの天候で、調査斜坑内部には入ることができなかったが、参加者は自分の目で現場を体験し、「この年に世界平和の現場に直接来ることができ、あまりにも幸せだ。」とコメントした。

あいにくの天候

一同は一日も早くトンネルが完成し、世界平和の日が来ることと、自分たちも小さな力になることを願いながら日程を終了した。

福井県本部設立大会

 2004年7月14日に創設された平和統一聯合は、その後各地の都道府県で設立をし、今年で6年目を迎える。今回、福井県本部が設立し、在日同胞の和合と統一運動がさらに飛躍するだろう。

 2010年4月18日、設立大会の会場となった福井県福井市文化会館大会議室には約100人が参加した。渡辺邦彦氏による司会のもと、初めに、平和統一聯合設立の経過についての映像が上映された。

福井県本部が設立

 主催者を代表して、設立準備委員会の李在洙委員長が挨拶に立ち、「在日として差別を受けながら、長い苦労の日々を過ごしてきたが、文鮮明総裁の平和思想にふれて、在日の使命の大きさを知り、希望を感じた。」と述べ、さらに平和統一聯合の組織結成を為すことの重要性を訴えた。

李在洙委員長

 続いて丁鍾瑚地区事務局長が福井県本部設立に至るまでの経過報告を行なった。

経過報告

 続いて、県本部規約案と活動方針案、人事案が承認された。会長に就任した李在洙氏と副会長に就任した劉萬伊氏に鄭時東中央本部会長から任命状が授与された。

任命状が授与

 続いて、鄭時東中央会長が「祖国統一は在日から」と題して記念講演を行なった。講演の中で、鄭会長は「福井県が生んだ偉大な芸術家 岡倉天心が『アジアは一つ』と言った。日本の国づくりに韓国から来た渡来人が大きくかかわっており、在日は韓国と日本を繋ぎ世界平和に貢献する大きな役割を担う存在である。」と強調した。

 最後に劉萬伊副会長が閉会の辞を述べ、盛会のうちに閉会した。

 大会後は昼食懇談会が持たれ、和やかな交流のひとときを持った。

福岡で初めての韓国料理教室

福岡県本部は、ハングル教室で学んでいる生徒に対して、韓国料理教室を2010年4月12日に開催した。平和統一聯合の福岡県本部では初の試みである。

朴敬會婦人会会長の企画のもと、料理家・宋香淑先生を迎えて行なわれた。参加者は、日本人女性9人。

韓国料理教室

今回の料理は「きゅうりソベギと、トック」。

参加者は、自分で直接作ってみる韓国料理に気持ちが高ぶった。簡単な料理法で素朴に見えるものであったが、コチュジャンの香りと朝鮮醤油の濃い味がトックと一体となり、芳醇な香りが口のなかに漂い格別な味であった。


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