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高暮ダム朝鮮人犠牲者慰霊祭行う

【広島県庄原市】
 7月9日、広島県庄原市の高暮ダムで、高暮ダム朝鮮人犠牲者追悼勇士の会(韓昱洙会長)が主催する高暮ダム朝鮮人犠牲者慰霊祭が開催され、百人が参列した。
 主な参列者は同有志会会長で平和統一聯合第11連合会の韓昱洙会長、同会の裵學泰副会長、元在日朝鮮人広島県商工会会長の李鐘ス氏、平和のテノールシンガーの金男水氏、NPO広島国際ボランティアの佐藤廣江会長、元在日本朝鮮人呉支部商工会会長の張龍文氏、山口県柳井地区の日韓親善協会チェ基俊副会長、宗教界からは世界基督教統一神霊協会広島教会の米雅徳牧師と米美恵子令夫人、在日本大韓基督教三次教会の李元泳牧師などが参列した。
行進
祭壇
 式ではまず朝鮮人犠牲者の慰霊のためにチャンゴの奉納が行われ、東西南北を塩で浄められた。続いて祭壇に献火がなされ、同有志の会の尹致重事務局長が開会を宣言した。
 全員黙祷の後、平和のテノールシンガー金男水氏が追悼歌で韓国歌の「モナモンコヒャン」と日本の歌の「千の風になって」を歌った。
追悼歌
その後、韓会長が「皆様この暑い中、我々の民族の犠牲者の慰霊祭にお集まり下さりありがとうございます。戦後60年以上たってしまいましたが、強制連行されこれまでかえりみられなかった我が民族の英霊を慰めてやってください」と代表挨拶を行った。
 続いて平和を考える会の実国義範代表が高暮ダム朝鮮人犠牲者の現状と歴史をまとめ、経過報告を行った。式はさらにジュソンヒさんによる奉納の舞が披露され、会場を浄めた。
奉納の舞
祭壇
献花
その後、献香、献花などが行われ、金辰淑さん、丸本英夫さん、吉田真由美さんの三人が追悼文と追悼詞を読み上げ慰霊の心を表した。
 在日本大韓基督教三次教会の李元泳牧師も慰霊の祈祷を行い、最後に世界基督教統一神霊協会の米雅徳牧師による祝祷が行われ、万歳三唱、記念撮影をして会は閉幕した。
祝祷
万歳三唱

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