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書評 なぜ、日本人は 韓国人が嫌いなのか。隣の国で考えたこと


 この本は、保守派の論客である著者が、初めて駐韓日本大使館に駐在した、1973年から1976年の間に書きためたものを「隣の国で考えたこと」と言う原題で1983年、ある雑誌に連載されていたものを改題して纏めた本です。昨今韓国と日本の間が冷え切った中で、韓国での反日の流れが、日本にも反韓を越えて今まで韓国を支持していた人にさえ「謙韓」という流れとなっている最中、昨年末12月26日に安倍首相が靖国参拝をして、尚の事、その関係が改善されぬまま長期化の様相を示しています。著者が30年前に隣国で考えた事が、今の時代冷え切った両国が一日も早く疎通と和解がする為にも大いに役に立つのではないかと思います。題目は最近の風潮に合わせて謙韓者の代弁のように改題されていますが、内容は決してそうではなく、筆者が高句麗と高麗の違いが分からなかったくらい無知であったと告白しているように、知っているようで知らなかった隣国を理解することが、情報が溢れている現代であればあるほど必要なのではないかと思います。是非先入観を捨てて一読する事をお勧めします。


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